武偵

凶悪化する犯罪に対抗するために新設された国家資格。語源は「武装探偵」の略。
武偵免許を持つ者は武装を許可され、逮捕権を有するなど警察に準ずる活動が可能になるが、あくまで武偵は金で動き、金さえ貰えれば武偵法の許す限りどんな仕事でも請け負うため「何でも屋」の側面がある。
また、同様に武装を許可された「武装弁護士」「武装検事」も存在する。

武偵ランク

武偵には通常EからAまでのランクが存在し、民間からの有償の依頼解決の実績や学科の各種中間・期末試験の成績からランク付けされる。Aランクの上に特別なSランクが存在し、限られた人物にだけそのランクが与えられている。
そしてSの上には、小国の軍隊を1人で相手にできる実力をもつRランクが存在する。

S・Rランクについて

Sランクはその道のプロと呼んでも差し支えない実力のAランク武偵が、束になっても敵わないほどの実力差がある。なお、Sランクの武偵には数に上限が存在する。
RとはRoyalの頭文字で、各国首脳や王族の専属に選出されるほどの存在であることが由来。このランクを持つ者は世界に7人しかおらず日本には1人しかいない。

武偵法

日本の武偵の行為に関する法律。9条で殺人禁止を定めている。
ただし容疑者が武装し攻撃の意志を持つ場合、民間人への危険が差し迫っている場合等、必要不可欠と判断される場合は不起訴となる場合が殆ど。

強化繊維製制服

東京武偵高で採用されているような、柔軟性と防御性を両立した防弾制服は予算の都合上支給されていない。
代わりに支給されているのがアラミド繊維等による制服で、斬りつける程度なら刃物から身を守れる強靭さを持ち、難燃性にも優れる。
本校ではブルー、隣の地区の高校ではブラックのものが支給されている。

『旅団』

多国籍の元軍人らが多くを占める武装組織。各国からはテロ組織と認識されている。全員が黒い襤褸を纏い、黒い戦闘服を着用している。彼らの多くは敗残兵か、味方の計略に利用されるなどして切り捨てられた者達。彼らは軍人として死ぬために戦場を求め続けている。

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