異能力者

「異能力」――超常現象を意図的に引き起こす能力。
これに類する能力を持つ人間を異能者・異能力者と呼び、一般に超能力と呼ばれる能力群を含む。
2000年を境に現れ始め、その数は増加傾向にある。
その殆どが生まれつき備わっている物で、後天的に現れる例は稀有。

異能者と社会

異能者は一般的な人間に無い能力を保持している為、時に尊崇・差別の対象になりやすい。
また攻撃的な異能を持つ人間に対しては法整備が追い付いておらず、そもそも異能を抑止する万全の方策が存在しないという問題がある。
特別視されやすいという事実も重なり、異能者による重軽の犯罪行為は増加傾向にある。

一部異能者のマフィア化

日本国内で目下最大の脅威となっているのが、異能マフィアである。
異能者を中心として結集した犯罪組織で、末端構成員には異能者でない者がしばしば含まれる。
元は異能者同士の互助会として生まれ、20年弱の間に急成長した。
警察組織による取り締まりが何度か試みられたものの、その全てが失敗。逆に警察側が報復を受けるという事件が起きている。

シエラ部隊

陸上自衛隊内に存在し、一般にその活動が知られる事の無い不正規戦部隊。
有事におけるゲリラ戦を想定した訓練が行われており、隊員の能力は総じて高い。
また隊員には守秘義務が課せられており、勤務中は家族にすら作戦内容が伝わる事が無い。
実戦においても自衛隊が関与した痕跡を残してはならない為、装備品も陸上自衛隊で制式採用されていない物を使用する。

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